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この半年間はあまりにもいろんな事があって、まさに怒涛の日々でした。 まず去年の暮れにNHKのスペシャルドラマの脚本を一本頼まれて、それを三ヶ月ほどかけて書きました。「大阪ラブ&ソウル〜この国で生きること〜」という土曜ドラマで10月か11月初頭には放送されます。珍しく探偵が一人もでない家族ドラマです。 出演された南果歩さんから「海象さん、普通のドラマもちゃんと書けるじゃない」と褒められた脚本です。できあがった作品もかなり良い出来でした。演出は僕の弟子の安達もじり君です。ぜひ観てください。そのシナハンと撮影で二度ばかり韓国に行きましたが、その後はすっかり韓国づいてしまい、4月にソウルの映像資料院という国立のアィルムアーカイブで僕の探偵映画六本が上映され、対談を二日ほどやりました。客は大入りでした。 その流れで7月には同じ映像資料院で「黒澤映画特集」の講演によばれ、8月にも釜山のシネマテークで同じ黒澤特集で二日間講演と対談をやりました。私ごときが黒澤監督を語るのは不遜と最初は断りましたが、韓国の映画を愛する人の熱気に押し切られました。そこで改めて黒澤作品のニュープリントを何本か観ました。あまりの素晴らしさに映画監督をやめようかと一瞬思いましたが、何とか持ちこたえました。今月は本当はピョンヤン映画祭に行くはずだつたのですが、ビザ申請の遅れで許可がおりず断念しました。かなり行ってみたかったです。でも探偵免許を国内と海外で所得しているのでビザはおりないかも? と思っていたら案の定でした。 先週は京都太秦東映撮影所に学生たちを連れていき、三池監督の「忍玉乱太郎」の現場を視察しました。三池監督の現場にはこの十年でかなり顔をだしていますが、いつもながら監督らしい監督で、現場にはとてもよい映画の空気が流れていました。明後日からは久々の東京です。僕の学生が野田秀樹さんと中村勘三郎さんの舞台のオーディションに受かってヒロインをやっているのでそれを観にいきます。黒木華という三回生ですが、この新人女優はぜひご注目ください。そんなこんなでバタバタの毎日です。日本はかなり暑いですが、タダで南国を旅していると思うと気分も爽快です。 9月26日には行定勲監督と横浜の「ジャック&ベティー」で対談をやります。師弟対談だそうです。もはやどちらが師匠かわからない状況ですが、行定監督と久しぶりに会うのはとても楽しみです。ぜひいらしてください。http://www.jackandbetty.net/yukisada.html #
by kaizo-551
| 2010-09-13 17:15
| 日記
プロデュースした木村威夫さんの遺作「黄金花」が京都で公開されます。 17日には舞台挨拶もあります。 http://www.kyotocinema.jp/event.html#ougonka 『黄金花』は、日本映画美術の巨匠である木村威夫監督の遺作となりました。今回、その現場で同じ時間を過ごした、出演者・スタッフを招いて、撮影当時のお話など伺います。 ■登壇者 【出演者】 澤井克幸 (秦ミツオ役) 牧原友美 (三輪しずこ役) 日野祥太 (青年時代の牧草太郎役) ※以上3名、京都造形芸術大学生 【スタッフ】 小川真司 (撮影監督) 植草信和 (配給・パンフ編集) #
by kaizo-551
| 2010-07-16 12:30
祇園祭の歩行者天国にて、林海象作品、造形大映画学科の学生作品などの上映を行います! ***************** 第三回 祇園天幕映画祭 七月十五日(木) 午後七時~十時(雨天中止) 祇園石段下界隈(四条通南座〜八坂神社) 祇園祭の夜、映画監督 林海象と 京都造形芸術大学・映画学科の学生が四条通で対決する! チラシ裏面(上映作品一覧) gion_2010.pdf 主催:祇園商店街振興組合/祇園際宵宮奉納前夜祭実行委員会 協賛:八坂神社/弥生自主防災会・東山弥栄消防分団/京都 造形芸術大学&NECディスプレイソリューションズ #
by kaizo-551
| 2010-07-12 21:34
| Info
探偵事務所5シリーズ『カインとアベル』のDVDが発売されました。 『カインとアベル』DVD 7月2日(金)発売 5,040円(税込) 2006年/日本/カラー/本編110分/16:9ビスタ/音声:日本語/ステレオ/片面1層 発売元:タキ・コーポレーション 販売元:タキ・コーポレーション ★日本が誇る豪華俳優陣が集結! 主演の探偵511を演じたのは、多くの作品に出演し、演技力に定評がある柏原収史。探偵511に調査を依頼する少女にはドラマ「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」での好演が光り、行定勲監督作品『パレード』にも出演している貫地谷しほり。511の幼馴染であり、本作の鍵を握るシュウ役には、井筒和幸監督作品『パッチギ』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した塩谷瞬。その他宍戸錠、佐野史郎、島田久作など、日本映画界を代表する俳優が揃った。 <カインとアベルとは...> アダムとイブの間に生まれた兄弟。嫉妬にかられた兄のカインは、弟のアベルを殺害してしまい、その事実を神に隠したため、人類最初の嘘だと言われている。 ★ストーリー 5ナンバーの探偵が集合!闇に隠れた巨大な陰謀を暴け! 川崎にある「探偵事務所5」。その会長(宍戸錠)の孫である宍戸瞳(貫地谷しほり)は、ある振込め詐欺被害にあったおばあちゃんを助けるべく探偵511(柏原収史)とともに調査に乗り出す。そんな時、幼い頃、共に探偵になることを夢見たヒデ(塩谷瞬)と偶然再会する探偵511.不思議な縁を感じつつも調査を進めるうち、背後に潜む巨大な詐欺グループが浮かび上がってくる。ヒデとは何者なのか? 闇に隠された真実と、その中に潜む本当の正義とは!?探偵事務所5の探偵たちが、総力を挙げて事件に挑む! <キャスト> 柏原収史(『カミュなんて知らない』)、塩谷瞬(『パッチギ』)、貫地谷しほり(『スウィング・ガールズ』)、宍戸錠、佐野史郎、中沢青六、島田久作、夏生ゆうな、虎牙光揮、、鈴木リョウジ、柳ユーレイ、上原歩、原田喧太 <スタッフ> 監督:林海象(「私立探偵 濱マイク」シリーズ、「探偵事務所5」シリーズ) 脚本:徳永富彦、利重剛、林海象 エグゼクティブ・プロデューサー:大和田廣樹、林海象 製作:ドリームキッド 企画・制作プロダクション:映像探偵社 支援:文化庁 (c)2006 ドリームキッド #
by kaizo-551
| 2010-07-06 22:36
| Info
林海象がつくった女剣劇の劇団「劇団姫オペラ」の第一回公演のおしらせです。 京都造形芸術大学映画学科の三回生を中心に、約半年間の稽古を経て作り上げた、殺陣あり、涙ありの本格派時代劇をぜひご覧あれ!! 劇団姫オペラ 第一回公演 『瞼の母』 作 /長谷川伸 演出/林海象 +場所+ 京都造形芸術大学 高原校舎Aスタジオ +日時+ 4月17日(土)18時~ 4月18日(日)13時~/18時~ ※上演時間は約1時間30分 開場は開演の30分前です +料金+ 無料 +問い合わせ+ himeopera@hotmail.co.jp +出演+ 青木 仁美 黒木 華 齋藤 ひと美 定行 恵美 玉川 亜里紗 中里 宏美 西尾 葵 西部 由希 吐山 由美 牧原 友美 横濱 千尋 +スタッフ+ 演出助手 羽鳥隆英 舞台監督 木村成美×澤井克幸 照明 谷口卓央×平井康太 音響 平川鼓湖 美術 藤井理恵 衣装 桃色女剣劇団 殺陣 清家三彦 所作 那々實あぐり 制作 齋藤ひと美 撮影 藤本啓太 宣伝美術 村上唯 #
by kaizo-551
| 2010-04-08 12:07
| Info
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